結婚相談所 活動記録 過去編#2
相談所に入る前の過去のお話。
とある経緯で年上のお姉さんとお会いすることになった。
5歳ほど年上の静かそうなお嬢様タイプの美人さんだった。
お仕事は収入の高い仕事で、小丸より年収が高い。
1時間ほどお話していたが、お互い楽しい時間を過ごせたみたいで、今度はランチに行く予定まで立った。
実は小丸は学生の頃そのお姉さんの仕事をしたいと夢見たことがあったので、憧れもありとても魅力的に映った。
結局偏差値以外の事情もあり、断念してしまったが、そのお仕事については少し話ができるので、お姉さんとの話はとても楽しかった。
お姉さんとのメールのやり取りは仕事が忙しいのか数日に1度返事が来る感じだった。
ランチの日が近づくと、小丸の身内に不幸があったのだが、その次の日予定していたランチは予定通り行くことにした。
気分的には良くないが、浮ついた気持ちなどは消し飛んでいたので、落ち着いて話ができた。
当日、お姉さんは前に会ったときより砕けた話し方だった。
相談所に入る前の小丸は生意気だったので、小丸もいつの間にかタメ口になっていた。
お姉さんは口数が少ない方だったが、ご飯を食べながらずっと下を向いて笑っていた。
不気味な感じではなくて、可愛らしかった。
外見は小丸のタイプだったし、話してて楽しいので、今度は映画でも行く予定を立てようとしていた。
しかし、相変わらず返信が遅い。
1週間くらい空くこともあった。
なかなか日程調整が進まないため、こちらから連絡をやめるメールを送った。
恐らくお姉さんも迷った後、忘れてたのだと思う。
若かりし小丸は初めて5歳年上の人と遊んだので、年上はもっとしっかりした人というイメージがあったが、人それぞれと学んだひと時だった。